「最も有名なスパイ映画は?」と聞かれて真っ先に頭に浮かぶ作品は何ですか?
おそらく「007」と答える方が多いのではないでしょうか。
イギリスの諜報機関MI6の工作員、ジェームズ・ボンドの活躍を描いたシリーズ作品です。
現在までに24作公開されており、歴代のジェームズ・ボンドやボンドガールなど、シリーズごとに定番ともいえる見どころがありますよね。
その見どころの一つとして、作品に登場するさまざまなスパイグッズの存在を忘れるわけにはいきません。
ここではそんな、映画「007」シリーズに登場する魅力的なスパイグッズの数々をご紹介します。
主人公ボンドの愛車である通称「ボンドカー」をはじめとし、「007」にはさまざまな個性的な乗り物が登場します。
今回はその中でも多機能で特に印象的な乗り物をピックアップしてみました。
水陸両用!なんと潜水艇になる車です。
ミサイルや魚雷、後方の敵の目くらましをするセメントガンなどが搭載された戦闘車両です。
タイヤ中心部からレーザービーム、車体前方からミニミサイル、雪道氷道ではタイヤから生えるスパイクとスキー、更にはロケットブースターで車ごとジャンプ!とにかくアクティブな一台です。
シリーズの中でも最も多く登場する、ザ・ボンドカー!開店するナンバープレートで瞬時にナンバーを変えたり、受信機が搭載されていたり、いかにもスパイらしい機能満載。飛び出す助手席やタイヤ中心部から出る回転カッターなどの個性的な機能も。
誘導魚雷と浮遊型水雷で敵のボートを沈めます。
折り畳み式のハンググライダーが格納されており、いざという時にはボートを捨てて操縦者が脱出できます。
スクリューとエンジンがついており、高速航行ができるゴンドラです。
しかもホバークラフトに変形して上陸、そのまま街中を走行!なかなかシュールな画になりますね。
さまざまな特殊機能を備えたウォッチ型秘密兵器、通称「ボンドウォッチ」。
その中からスパイミッションを助けてくれる万能ウォッチをいくつかピックアップしました。
ベゼル部分が丸ノコになり高速回転してロープなどを切断できます。
また、ミサイルの軌道をそらすほどのかなり強力な磁力も持っています。
中に爆薬が仕込まれており、セッティングした爆薬を時計本体の操作により起爆することができます。
アナログ文字盤とデジタル表示の両方を兼ね備えた腕時計。衛星回線を使って音声での通信やメッセージの受信ができます。
現在ではAppleウォッチなどのハイテクウォッチが普及していますが、当時としてはかなり画期的な機能ですね。
強力なレーザーを照射して厚い鉄の板を焼き切ることができます。また、爆弾を遠隔起爆させることもできます。
1999年公開の「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」では、巻取り式のフック付きワイヤーを発射するとう機能も備えています。
一見素敵なファッションアイテムと見せかけて、しっかりと任務遂行をサポートするおしゃれなスパイアイテムをご紹介。
指輪の装飾石がカメラレンズになっており、こっそりと白黒写真を撮ることができます。
余計な光の反射を除去する特殊なレンズのサングラス。ふつうは窓ガラスが反射して見ることができない室内の様子も、このサングラスではくっきり見ることができます。
針に猛毒を塗ったダーツと、鋼鉄の板を打ち抜くほどの強力なパワーを持ったダーツを発射します。
レントゲンの要領で対象物を透視できるサングラス風メガネ。敵が洋服の下に武器を隠し持っていても一目瞭然です。
他にも、日用品に見せかけたアイテムや強力な武器などさまざまなアイテムが登場します。その中から2つピックアップしてみました。
“00”のナンバーが付く工作員に組織から支給されるアイテム。
狙撃銃やナイフ、催涙ガスなどの武器の他、金貨も仕込まれていたりする。これ1つ持っていればとりあえず大丈夫!という頼れるアイテムです。
ボールペンに見せかけて実は手榴弾。塔頂部分を押し込むと起爆する仕組みになっています。
うっかり普通のボールペンと間違えて使ってしまったら大変!
「007」シリーズに登場するスパイグッズをジャンル別にご紹介しました。どれも個性的でかっこいい且つ面白いものばかりでしたね。
ここでご紹介したのは「007」シリーズに登場するスパイグッズのほんの一部です。他にも魅力的なアイテムがたくさん登場しますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。